VS2010 CTPのアクティベーション

たしか2008年の11月ぐらいに公開されたVisua Studio 2010のCTP版
VM用サーバの設定もある程度済んできたのでまともに使おうと思ってセットアップしてみた
でもなかなかうまくいかなかった


とりあえず上手くいくまでに失敗したことを振り返る


やりたかったこと:配布されているVPCのイメージをVMWare用に変換してVMWareServer上で動かす
とりあえずイメージはvCenter Converterで変換できたが、パフォーマンスが全く出ない、vToolsのマウスドライバを入れるとポインタが消失するなどいろいろと問題が。
パフォーマンスに関しては自分がいろいろやってしまったのが原因かも知れないけど(割り当てCPU数を2コアに変更したり)
いろいろいじったら↓のように、2*4.687GHzになったり、仮想マシンモニターだとCPU負荷が3%なのにゲスト側からだと100%に見える、不明なデバイスがいろいろと出現する、などいろいろと問題続き。


なんだか試行錯誤しても上手く行く気がしなかったのであきらめてVirtualPC上で使うことにした
といっても、リモートから使えないと困るので、PacatixVPNのLANカードをブリッジで追加しておいた。
これだと、普段はサーバ側でVirtualPCのCTPVMをずっと稼働させておけば、ノートPCからワークグループでCTPVMが見えるので、
リモート接続で繋げばVMWareServer Remote Console的な事ができるということで(というかこの方法の方がいろいろと楽)
で、VirtualPC上でVMに既にセットアップされているWindows Server 2008にログインして、VS2010を起動すると「使用期限が切れているから買ってね!」
みたいなお知らせが出て起動できず、VMをリブートしたら今度はOSそのもののアクティベーションにひっかかってログインもできなくなった。もうつかれたよ。
アクティベーションの問題に関しては、MSのCTPダウンロードのページのRelated Resourceのところに
回避法がきちんと載っているページがあったので、とりあえずそこを参照しながら作業。(どうやら2009年度になるとまずいらしい)
割と一箇所でも間違えると最初からやり直しが多い感じだったので、今度セットアップするときのために以下メモ書き


1.CTPをダウンロードして展開すると、vmcとvhdが出てくるのでコピーして作業とRawの物を分ける(ここで元のイメージを残しておくとミスったとき楽)
2.VirtualPCのホストとゲストの時刻同期を止めるために、以下のようにvmcファイルに追記する

<integration> 
	<microsoft> 
        		<mouse> 
            			<allow type="boolean">true</allow> 
        		</mouse> 
		//ここから追加
        		<components> 
            			<host_time_sync> 
                				<enabled type="boolean">false</enabled> 
            			</host_time_sync> 
        		</components> 
		//ここまで追加
    	</microsoft> 
</integration>

3.起動したら、TFSSetupでログインする
ちなみに設定されているパスワード一覧をMSのサイトから引用
Administrator: TFSSETUP, password: 1Setuptfs (use this account to explore the CTP)
Administrator: Administrator,password: P2ssw0rd
User: TFSREPORTS, password: 1Reports
User: TFSSERVICE, password: 1Service
4.ログインしたらすかさず、インターネット時刻の同期を止めて、日付を過去に戻す(戻しすぎると駄目、たぶんCTP配布開始から2008/12/31の間なら大丈夫)
5.キーボードが英語なので、デバイスマネージャーからドライバのアップデートで106/109 with Eisuuに変更する
6.リブートした後、コントロールパネルのローカライズオプションから、入力メソッドをJPIMEに変更する
7.ここで初めてVS2010を立ち上げて、特に期限切れのポップアップなどが出なければ成功


注意点としては、たぶんリブートしたときにOSのアクティベーションに引っかかることがあること。
これは、秒数のカウントダウンが0になるまで待って、グレーアウトが解除されたActivate Laterを押せばログインできる。
上手くいかない場合は最初にバックアップを取ったイメージで最初からやりなおす。



しかしMSが公式にアクティベーション回避するためにシステム時刻をいじるとかリリース出してるのはちょっとアレな気がする